会頭手記

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【1月】新年のご挨拶

謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
 皆様には、日頃より白河商工会議所の運営に特段のご理解とご支援を賜り、心より感謝と御礼を申し上げます。
 先の大震災から二年、市内では施設の復旧整備が進み、小峰城の石垣修復も逐次進められるなど、日常生活にも落ち着きが伺えるようになって参りました。懸案の除染につきましては、関係事業者の協力の下に白河市除染協同組合を立ち上げましたので、市の仮置き場確保と相俟って、除染作業が円滑に展開されるよう支援して参ります。
 昨年末、国政に新たな政権が誕生しました。我が国は少子高齢化社会構造の下、経済の先行は不透明な状況にあります。長期にわたるデフレからの脱却や円高是正に加え、新たな実現可能エネルギー政策、更には、消費税増税や社会保障と税の一体改革など、差し迫って解決すべき多くの課題を抱えている状況にあります。
新たな政権には、大震災からの早期復興はもとより、中小企業の活性化を柱に地域零細事業所の支援を拡充強化して、持続的な経済の成長路線が実現されるよう期待を寄せて参りたいと考えております。
 疲弊した地域の活性化には、地域自らが具体的な事業を展開することが求められますが、今白河では、市や県の取り組みにより白河駅白坂線や国道二九四号線に加え、都市計画道路の整備などが積極的に進められております。このため、中心市街地活性化基本計画事業としても、これらの社会資本整備の進捗にあわせて、㈱楽市を主体として旧農協会館の跡地に、新たに、五階建の共同住宅建設事業に着手したので、中心市街地の居住人口増加に向けて支援に努めて参ります。
 また白河地方は、福島県の復興を牽引する地域として、ヤフー白河データセンターの操業開始に加え、三菱ガス化学㈱造成工事が順調に進められるなど、企業誘致が促進される環境にあります。産業の集積には人材の育成が不可欠でありますので、白河商工会議所としては引き続き、福島県に対して高等技術専門校の白河設置実現に向けて取り組みを進めて参ります。
 本年は巳年です。巳は、起こる、始まるなどの意味があり、蛇の脱皮から「復活と再生」の年とも言われております。
 白河商工会議所は、地域内唯一の総合経済団体として、市内三商工会と連携を密に、行政とも軌を一にして、震災復興と地域商工業の発達に向けて、幅広い事業に取り組んで参ります。皆様には、倍旧のご支援とご協力をお願い申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。